2010年11月13日土曜日

GuitarMaker_Gibson_Fender_ESP

Gibson Guitar Corporationは、アメリカ・テネシー州ナッシュビルに本拠を置く楽器メーカー。主にアコースティック・ギター、エレクトリック・ギターを製造している。 レスポールはGibson社初のソリッドギターであり、ジャズ/ポップス・ギタリストのレス・ポールとの共同開発とされる、彼のシグネイチャー・モデルである。レスポールとして最も知られているのはスタンダード、カスタムの2種類であるが、その他にもスペシャル、ジュニア、デラックス、スタジオ、クラシック等多くのモデルが存在する。
その創業は、職人であったOrville Henry Gibson(1856年 - 1918年)が、1894年に、ミシガン州カラマズーでマンドリン製作を始めたことに遡る。

Fender Musical Instruments Corporationは、レオ・フェンダー(Leo Fender)が1940年代に創業した楽器メーカーである。主にエレクトリックギター、ギター・アンプの製造を行っている。
本社はアメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデールにあり製造拠点をカリフォルニア州コロナ、メキシコ、日本などに持つ。旧社名はFender Electric Instrument Manufacturing Company。エレクトリックギター、エレクトリックベース、ギターアンプの製造販売を行う会社としては同じくアメリカ合衆国のギブソン社等と並んで世界でも屈指の企業として認識されている。また、ソリッドボディのエレクトリックギターを世界で初めて量産した事でも知られる。なおフェンダー・アンプに関しては独立して別稿を設けているため、そちらを参照。

ESP Co.Ltd、Electric Sound Productsは、音楽関連企業。音楽事業、楽器製造事業とアーティストやギター職人等を養成するための専門学校をはじめとする音楽教育事業を大きな柱としている。1975年に日本にて設立され、1981年にアメリカへ進出した。
1975年に高級カスタムギターの製作とプロ・ミュージシャンのギターリペアなどを行う目的で設立され、人気ギタリストのCharのシグネチャモデルや、1980年代のジャパニーズヘヴィメタル(ジャパメタ)ブームに乗り躍進。ラウドネス、アクションなど当時の人気バンドの数多くのグループがESPのギターを愛用した。日本国外においても、当初どのオーダーメイドのメーカーでも引き受けて貰えなかった世界的人気バンドのジャーニーのニール・ショーンのダブル・ネックギターをみごと形にし話題となり、その後ドッケンのジョージ・リンチや当時KISSに在籍していたブルース・キューリック、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、カーク・ハメットらの使用により有名ブランドとなった。成功の主な理由としては、パーツの選定のみならずボディの形状まで顧客が指定できるフルオーダーシステムでギターが注文でき、ストラトキャスター、レスポールなどのトラディショナルな外観に飽き足らないユーザーに支持されたこと(これは後のヴィジュアル系ブームに受け継がれる)、ミュージシャンとのエンドース契約に積極的であったことによりブランドイメージを上昇させたことが上げられる。同時にミュージシャンモデル(シグネチャモデル)を価格帯毎に販売する手法は、現在ではエレキギターの業界で一般化されている。

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