株式会社ウイニング(Winning)は東京都文京区に本社を置くスポーツ用品メーカー。
特にグローブなどのボクシング用品で知られる。
JBC及びJABF公認メーカーとして日本国内のほとんどの試合で用いられる他、
AIBA公認により東京オリンピックでも使用され、以降もアジアの大会を中心に使用。
プロ試合用のグローブは、WBA・WBCともに公認されている。
1974年にクアラルンプールで行われたモハメド・アリ vs. ジョー・バグナーの
世界ヘビー級タイトルマッチを始め世界戦を含む国内外の試合で使用されている。
レイジェス、エバーラスト、グラントと並ぶ世界的ボクシングブランドとされる。
JBCの管轄する公式試合においては唯一の公認メーカーだが、従来の製品は
同じ重さで較べるとメキシコ製より一回り大きく、ガードの面では有利であるものの
クリーンヒットになりにくい、KO決着になりにくい等の声が業界内にあったため、
ウイニング社は公式試合用メキシコ型の開発を進め、2008年4月から
新型グローブを採用している。
ウイルソン・スポーティング・グッズ・カンパニー(Wilson Sporting Goods Company)は、ウイルソン(Wilson)のブランド名で知られるテニス、ゴルフ、野球、
バドミントン等のスポーツ用品を製造するアメリカ合衆国の企業である。
イリノイ州シカゴに本社を置くウイルソン社は、1913年にスポーツ用品の製造を始めた。
同社は1970年にペプシコに買収され、1989年からはフィンランド企業アメアスポーツの
子会社となっている。
日本では、アメアスポーツジャパン株式会社が代理店として輸入やライセンス管理を行っているが、
ゴルフについては2008年1月1日よりキャスコ株式会社がライセンスを取得し事業を引き継いでいる。
カンタベリー・オブ・ニュージーランド(Canterbury of New Zealand)は、
ニュージーランドのスポーツアパレルブランド。
オークランドに本社を置くカンタベリー・インターナショナル社が販売しているスポーツウェア、
スポーツ関連商品のブランド名である。
日本ではゴールドウインの子会社、“カンタベリーオブニュージーランドジャパン”が
販売している。1880年代に、セーラ&アルフレッド・ラドキン夫妻が毛織物工房を
クライストチャーチの自宅に設立。
当初は、靴下とカーディガン、その後、下着の製造を始める。
商売は順調に成長するも十分な紡績糸が見つからず、アルフレッドは
アッシュバートンのジョン・レーンとプリングル・ウォーカーの毛糸工場に糸の供給を求める。
2つの組織は急成長を果たし1904年に両組織は統合し、
“レーン・ウォーカー・ラドキン社(LWR社)”が誕生する。LWR社はその後、
水着、ラグビージャージなどスポーツ衣料品の製造・販売を始め、
第1次・第2次世界大戦中は軍服の製造も手がけた。1960年代にはヨーロッパ、
北米へ輸出を始め、現在では日本を含むアジア、中東、アフリカ、南アメリカで販売されている。
現在は、カンタベリー・インターナショナル社が販売するカンタベリー・オブ・ニュージーランド名の
ブランドで知られる。ラグビージャージ(ユニフォーム)は特に有名で、
世界各国のラグビー協会、クラブチームが公式ユニフォームに採用している。
ラグビー関連衣料のほか、男性、女性、子供用スポーツ衣料品の製造・販売、
スパイクシューズを含むスポーツ用品も販売している。また、近年はラグビーのみならず、
サッカー用のユニフォームにも進出している。
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