2011年3月2日水曜日

MusicMaker_Ibanez_Martin_Morris

「アイバニーズ」(Ibanez)は、日本の楽器メーカー星野楽器ギターベースに名を冠される
ブランドである。
1970年代後半から1980年代にかけて一斉を風靡したニューミュージックバンド、
オフコースのギタリスト、鈴木康博にAR(Artist)シリーズを提供し広告塔としていた。
1980年代のヘヴィメタルブームの時期に看板モデルRGを誕生させ、ポール・ギルバートや
スティーヴ・ヴァイらと積極的にエンドースメント契約を結んで人気が高まり、
コーン、リンプ・ビズキットなどのヘヴィロックのミュージシャンに支持されるようになる。
オフスプリング、ペニーワイズなどのメロコア勢にも多数使用されている。


マーティン(Martin、C.F.Martin & Co., Inc.)社は、アメリカギターメーカー
アコースティックギターのトップ・ブランドとして知られる。
1970年代に当時の日本の輸入代理店であった東海楽器のカタログ表記では「マーティン」
表記されているが、「マーチン」と表記されることもある。
ハンク・ウイリアムス、エルヴィス・プレスリー、ポール・サイモン、エリック・クラプトン、
ボブ・ディラン、ジミー・ペイジ、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、ニール・ヤングなど、
列挙にいとまがないほど世界中のミュージシャンに愛用されてきた。
日本でも1960年代からのフォークブームを機に多くのギタリストから愛用されるようになる。
元ガロの堀内護(MARK)と日高富明(TOMMY)、ザ・フォーク・クルセダース・サディスティックミカバンド等で
活躍した加藤和彦は、日本で最初にマーティンを持ったミュージシャンとも言われており、
先駆的な存在とされた。


Morris楽器製造株式会社は、長野県松本市ギターメーカーである。
1967年創業、1970年代のフォークブームにおけるギター生産の一翼を担い、
かまやつひろしをキャラクターに起用した「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」という
キャッチフレーズのCM効果もあって、当時は年間30万本ものギターを製造していた。
近年はフィンガーピッカー向けのSシリーズをはじめとするいろいろなシリーズのギターを発売し、
「新生Morris~大量生産から、半手工品へ~」のキャッチフレーズを掲げ、
良質なギターを作り続けている。また、日本のトップギタールシアーである横山氏が在籍していたことで
有名。
1980年前後にオールナイトニッポン(ニッポン放送)のスポンサーとなり、
堀内孝雄(当時はアリス)がCMキャラクターとして出演していた。

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