2011年2月21日月曜日

MusicMaker_Epiphone_Greco

Epiphoneはギブソン社傘下のギターブランド。1940年代までギブソン社の対抗馬とされたが、1957年、ギブソン社に買収された。
    
現在は主にギブソン社のモデルの廉価版を販売しており、この点でフェンダー社の廉価ブランド、「スクワイア(Squire)」に似た位置づけになっているが、買収以前から続くエピフォン独自のモデルも販売しているところが異なる(スクワイアはもともと弦メーカーであり、「買収以前から」のギターモデルは存在しない)。
1970年代、エピフォンの生産拠点は日本に移される。1982年頃アジア諸国での生産も開始。1986年にヘンリー・ジャスコヴィッツ、デイヴ・ベリーマンによりギブソン社が買収され、現在はギブソン社直系の廉価版ブランドとしてエピフォン及びギブソン社のギターやエレクトリックベースを主に韓国や中国で生産する「Epiphone」、日本で生産する「Epiphone Elitist(エリーティスト・旧名称は『Epiphone Elite{エリート}』。旧来の日本製造エピフォン)」の2つのブランドが存在する。その他にも日本製造・限定販売、ラッカーフィニッシュの「Japan Limited Line(LQ)」シリーズが存在した。また、後述の代理店契約が終了するまで販売されていた日本向けのElitistと、LQシリーズで売られていたギブソンコピーモデルには、ギブソンと同仕様のヘッド形状が奢られている。製造はOEMで一時期、品質が安定しない時期があったが、ギブソン社は中国の青島に自社工場を設立し、エピフォンブランド製品を一部直接製造するようになり品質の向上を図っている。


Grecoは1960年に設立された日本の楽器メーカーで、親会社は楽器総合卸問屋である神田商会。
1960年に設立された楽器ブランド。本格的なギターの製作は1963年からで、神田商会が一貫して販売・マーケティングを担当し、設立初期には製造を富士弦楽器製造(現・フジゲン)が行なっていた。
1960年代後半から1970年代にかけては良質のコピーモデル、VBシリーズ(カール・ヘフナー社製500-1のコピーモデル)や、EGシリーズ(ギブソン製レスポールのコピーモデル)を続々と生産。低価格を実現したEGシリーズは、当時トーカイが販売していたレスポールコピーモデルであるLSシリーズと人気を2分した。また、EGシリーズ以外のシリーズとしては、主にフェンダー社製ストラトキャスターのコピーモデルを展開していたSEシリーズなどがある。

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